ブリーチやハイトーンカラーをした後、「せっかくの色がすぐ抜けてしまった…」という経験はありませんか?
こんにちは。鳥取県米子市の美容室 hair make DANCE オーナーの多城です。美容師歴24年、ブリーチやバレイヤージュのお客様を数多く担当してきました。
この記事では、現役美容師の目線で「カラーシャンプー(紫・シルバー・ピンク)の選び方と正しい使い方」を解説します。商品を売りたいのではなく、「自分の髪色に合わないものを買って失敗してほしくない」という気持ちで書いていますので、購入前の判断材料にしてください。
この記事で分かること
- 紫・シルバー・ピンク、3種類のカラーシャンプーの違い
- 自分の髪色にはどの色が合うのか(ブリーチ・ハイトーン・バレイヤージュ・白髪ぼかし)
- 美容師が考える正しい使用頻度と放置時間
- 「色が入りすぎて失敗する」ケースと回避方法
- 美容師が選ぶカラーシャンプーのベストチョイス1品
こんな人におすすめ
- ブリーチやハイトーンカラーの黄ばみが気になる人
- バレイヤージュやグラデーションの色持ちを良くしたい人
- 白髪ぼかしハイライトをしていて、きれいな色をキープしたい人
- ピンク系・ラベンダー系カラーをすぐに抜けさせたくない人
- カラーシャンプーを使ったことがなく、何色を選べばいいか分からない人
美容師としての考え方
最初に正直にお伝えすると、カラーシャンプーは「全員に必要なもの」ではありません。
暗めのカラーや地毛に近い髪色の方が使っても、効果はほとんど感じられません。逆に、ブリーチをしてから14レベル以上の明るさがある髪では、カラーシャンプーを使うかどうかで1〜2週間後の見た目が大きく変わります。
私はカウンセリングでもリスクやデメリットを先にお伝えするようにしていますが、ホームケア商品も同じです。「合う人には確実に価値がある。合わない人が買うともったいない」。この記事では、その線引きをはっきりお伝えします。
カラーシャンプーを選ぶポイント
① 今の髪色で選ぶ(いちばん重要)
カラーシャンプーは「今の髪の明るさと色味」で選びます。ベースが暗いと発色しないため、目安はブリーチあり、もしくは13レベル以上のハイトーンです。
② 染料の濃さで選ぶ
同じ紫シャンプーでも、商品によって染料の濃さは全く違います。濃いタイプは効果が早い反面、色が入りすぎる失敗も起きやすくなります。初めての方は「中間〜やや薄め」の濃度から始めるのが安全です。
③ 洗浄力と泡立ちで選ぶ
カラーシャンプーは色素を定着させるため、泡で数分置く使い方をします。泡立ちが悪いものはムラの原因になるので、レビューでは「泡立ち」の評価も確認しましょう。
タイプ別比較(紫・シルバー・ピンク)
| 紫シャンプー | シルバーシャンプー | ピンクシャンプー | |
|---|---|---|---|
| 目的 | 黄ばみを消す | くすませて寒色をキープ | 暖色系の色落ちを補う |
| 向いている人 | ブリーチ後の黄ばみが気になる人/ミルクティー・ベージュ系/白髪ぼかしハイライト | シルバー・グレージュ・アッシュ系にしている人 | ピンク・ラベンダー・レッド系にしている人 |
| 向いていない人 | 暗髪・赤みが強い髪(効果が出ない) | 暖色系カラーの人(くすんで濁る) | 寒色系カラーの人(赤みが復活してしまう) |
| 使う頻度の目安 | 2〜3日に1回 | 2〜3日に1回 | 2〜3日に1回(色落ち後半は毎日でも可) |
| 色が入りすぎるケース | ハイブリーチ毛(18レベル以上)に毎日+長時間放置→紫っぽく沈む | ダメージ強めの毛先に長時間放置→グレーに沈む | ブリーチ直後の白っぽい髪に濃いタイプ→想定より濃いピンクに |
ポイント:「色が入りすぎた」失敗のほとんどは、ハイダメージ毛×毎日×5分以上放置の組み合わせで起きます。ダメージが強い髪は色が入りやすいので、まずは2〜3日に1回・泡パック1〜3分から様子を見てください。入りすぎた色は通常のシャンプーを数回すれば少しずつ落ち着きます。
美容師のベストチョイス(ブランドは1つに絞りました)
あれこれ紹介はしません。ブランドはサロン専売のフィヨーレ クオルシア カラーシャンプーの1択です。あとは「色」だけ、今の髪色に合わせて選んでください。
ベストチョイス:クオルシア カラーシャンプー(FIOLE・美容室専売品)
サロン専売品ならではの色素のしっかり感があり、「市販のカラーシャンプーでは効果を感じられなかった」という方にこそ使ってほしいシリーズです。4色展開なので、髪色に合わせて次のように選んでください。
- パープル:ブリーチ・ハイトーンの黄ばみ消し、白髪ぼかしハイライトに。迷ったらまずこれ
- アッシュ:アッシュ・グレージュ・シルバー系のくすみ感キープに。比較表の「シルバーシャンプー」にあたる色です
- ベージュ:ミルクティー・ベージュ系に。「黄ばみは抑えたいけれど、白っぽくなりすぎるのは嫌」という方の中間色です
- ピンク:ピンク・ラベンダー・レッド系の色持ちに
色素がしっかりしている分、この記事でお伝えした「泡パック1〜3分・2〜3日に1回」から始めてください。ハイダメージ毛はとくに入りすぎに注意です。
→ どの色が合うか迷ったら、LINEで髪の写真を送っていただければお答えします。
カラーシャンプーのメリット
- 色落ちのスピードを大幅に遅らせ、きれいな状態を1.5〜2倍長く楽しめる
- 黄ばみ・オレンジっぽさを抑えて「垢抜けた色」をキープできる
- サロンに来られない期間の「つなぎケア」ができる
- 次回のカラーのベースが整い、仕上がりが安定する(施術者としても大きなメリットです)
向いている人
- ブリーチ・ダブルカラーをしている人
- 13レベル以上のハイトーン、バレイヤージュ、ハイライトが入っている人
- 白髪ぼかしハイライトで黄ばみを抑えたい人
- 1ヶ月半〜2ヶ月おきなど、サロン来店の間隔が空きやすい人
向いていない人
- ブリーチなしの暗めカラー(8レベル以下)の人 → 発色せず効果を感じられません
- 地毛・黒髪の人 → 通常の色持ちケアシャンプーで十分です
- とにかく手間をかけたくない人 → 泡パックの数分が続かないなら、洗い流さないトリートメント等の方が続けやすいです
該当する方は無理に買う必要はありません。「今の自分に必要か」で判断してください。
よくある質問
Q. 毎日使ってもいいですか?
A. 基本は2〜3日に1回で十分です。色落ちが進んできた2週目以降は頻度を上げてもOKですが、ハイダメージ毛は色が沈みやすいので放置時間を短めにしてください。
Q. 普通のシャンプーと併用するの?
A. はい。カラーシャンプーを使わない日は通常のシャンプーで洗います。皮脂汚れが気になる日は、先に普通のシャンプーで軽く洗ってからカラーシャンプーを使うと発色が均一になります。
Q. 素手で使うと手が染まりませんか?
A. 濃いタイプは爪の間などに残ることがあります。気になる方は手袋を使うか、使用後すぐに石けんで洗えばほぼ落ちます。
Q. どれくらい放置すればいいですか?
A. まずは泡のまま1〜3分から。効果が物足りなければ5分まで延ばす、の順番が失敗しません。
まとめ
- カラーシャンプーは「今の髪色」で選ぶ:黄ばみ消し=紫、寒色キープ=シルバー、暖色キープ=ピンク
- 効果が出るのはブリーチ毛・13レベル以上のハイトーンが目安
- 使用頻度は2〜3日に1回、放置は1〜3分からスタート
- ハイダメージ毛は「入りすぎ」に注意。短時間・低頻度から様子を見る
正しく選べば、次にサロンへ来るまでの髪色の満足度が本当に変わります。迷ったら、比較表とベストチョイスを参考にしてください。
hair make DANCEで相談できます
hair make DANCEでは、髪質や施術履歴に合わせてホームケアもご提案しています。
「自分の髪にはどのカラーシャンプーが合う?」「今の色落ちに合わせた使い方を知りたい」など、分からないことがあればLINEからお気軽にご相談ください。
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