パーマ、コスメパーマ、クリープパーマ、デジタルパーマ　パーマの種類　違いについて　米子　DANCE

パーマの種類がわかりにくい！！

いっぱい種類があって、自分のやりたいパーマが何パーマなのか？
ダメージ、もちはどう違うのか？
値段は？
時間は？
最新のパーマはなんなの？

僕なりに、パーマの「？」を説明していきます☆

まず、大まかなパーマの種類から

コールドパーマ
コスメパーマ
クリープパーマ
デジタルパーマ
エアーウエーブ
ストカール

ざっとあげてもこのくらいパーマがあります。

それぞれ解説します。

「コールドパーマ」

これは、昔からあるチオやシスという成分であてるパーマを指すことが多いです。
分類は医薬部外品が多いです。

俗にいうおばちゃんグリグリパーマや、メンズのツイストや、剛毛であたりにくい方に使用することが多いです。
僕が美容師になった１７年前は　ほぼこの薬しかなかったため、今でいうゆるふわや、巻き髪もこの薬で時間調整したりしてやっていました。

パーマのでかたは、濡れているとしっかり　乾くとゆるまります。しっかり細かいロッドであてた場合乾くとチリッとした質感に仕上がります。比較的ゴワつきやすく、硬い仕上がりになります。

ダメージは大きいので、繰り返しはお勧めではありません。とにかくグリグリにあてたい方向けです。

匂いは、アンモニアっぽい匂いが残る場合があります。
DANCEでは、お流しの際に残留除去と脱臭をトリートメントでさせていただきます。

スタイルングは、濡らしてパーマをちょうどいいところまで戻し、スタイルに合わせたスタイリング剤をつける。そのまま自然乾燥させた方が綺麗に出ます。
少しコツがいるので自分なりの試行錯誤が必要ではないでしょうか！？

持ちは、強めにあてて２〜３ヶ月半　緩めで１〜２ヶ月半です。

値段は１万円以下が多いと思います。

「コスメパーマ」

コールドパーマの化粧品分類バージョン
よってコールドパーマよりマイルドな場合が多いです。
現在主流のパーマで、ゆるふわ系にも適しています。

パーマの出方はコールドパーマと同じく濡れているとしっかり　乾くとゆるまります。しっかり細かいロッドであてた場合乾くとチリッとした質感に仕上がりますが、コールドパーマに比べ柔らかくゆるいです。

ダメージはコールドパーマに比べると少ないですが油断禁物程度です。薬の強さが、ハードやソフトなどありますが、ロッドを巻いてから塗布するため現実的に使い分けしにくく　痛んでいる毛先に強い薬が付いてしまう事や、そもそもあたりが緩いためハードの薬しか置いていない美容室もあるくらいです。繰り返される場合は技術のある美容室を選ぶ必要があると思います。匂いは、最近は抑えられてきましたが　髪が濡れるととても臭いです。（僕は匂いに敏感かもしれません）理由は、成分が残留しやすいところです。ここは注意しないといけないんですが、パーマをあてて何日か開けてカラーをした時なんかに再反応を起こしてダメージにつながるなんてこともあるみたいです。今、僕の髪も濡れると臭いです(￣◇￣;)

対策は、すべては取りきれませんが残留除去等のアフターケアをしてくれる美容室がいいです。
そして、ホームケアもしっかりしてください。

DANCEでは、普通のコスメパーマもありますが

ダメージ毛もチリつかずロットに忠実な思い通りのカール
ノンチオなのでダメージはほとんど無し
毛先がチリつかず、しかも柔らかくもしっかりとしたリッジを実現
根元からの立ち上がりも抜群
パーマ臭は殆ど無し

いいとこづくしのピュアシスをメインで使わせていただいております。

スタイルングはコールドパーマ同様、濡らしてパーマをちょうどいいところまで戻し、スタイルに合わせたスタイリング剤をつける。そのまま自然乾燥させた方が綺麗に出ます。
少しコツがいるので自分なりの試行錯誤が必要ではないでしょうか！？

持ちはコールドパーマよりは短く、強にあてて２〜３ヶ月　緩めで１〜２ヶ月です。

値段は¥10000〜¥13000くらい

「クリープパーマ」

最近よく耳にするクリープパーマ
これは、コールドパーマ、コスメパーマの１液と２液の間に加温（クリーピング）をはさむパーマです。
要するにコスメのクリープパーマが主流になっていると思われます。

一概には言えないですが、コールドパーマや、コスメパーマを普通にあてるよりは　クリンとしたリッジが出てダメージも少ないと言われています。
使う薬によって、ダメージやかかりがかなり左右されると思います。知識と技術、経験が必要です。

コールドパーマ、コスメパーマと同じ薬を使っているので匂いなどもそれぞれ変わりません。

もちろんDANCEで使っているピュアシスも対応できます。

スタイルングは同様、濡らしてパーマをちょうどいいところまで戻し、スタイルに合わせたスタイリング剤をつける。そのまま自然乾燥させた方が綺麗に出ます。
乾いた状態の緩みがコールドパーマ、コスメパーマに比べ少なく　再現性が高い傾向があります。

持ちはコールドパーマと同じか少し長くなると言われています。、強にあてて２〜３ヶ月半　緩めで１〜２ヶ月半です。

値段は¥12000〜¥15000くらい

「デジタルパーマ」

コールドパーマ、コスメパーマに熱の力をプラスしてあてるパーマです。
クリープパーマよりも高い熱をロッド１本１本に機械を使ってあてます。
縮毛矯正のパーマ版で　ストレートアイロンがロッドに変わったイメージです。

薬が反応している状態で熱を当てるとタンパク質が少し硬くなります。
生卵が目玉焼きになるイメージですね。
それと薬の力によって　乾いている時もクリンとしたコテで巻いたような仕上がりを表現できます。

こちらも機械や、薬、お客様の髪質や状態が様々で答えがないので一概には言えないですが、熱の当て方（ゆっくり、一気に、温度、冷まし方）で、ダメージやかかりがかなり左右されると思います。知識と技術、経験が必要です。
すでにダメージしている毛先や、繰り返しされる場合　薬の選定、温度や当て方をミスするとチリチリや硬くゴワゴワになったりします。
そういうものだと対策しない美容室もたくさんあります。
今まで出てきたパーマと違って、薬を先に塗るのでダメージ部分との塗り分けが簡単にできます。
根元に熱が当てれないので根元は苦手で、大きいカールが特徴なのである程度長さがある方が綺麗にあたります。ミディアム〜ロングが得意な長さです。
よく、コテで巻くのとダメージが少ないのはどっちか？聞かれますが、元の状態が良い時にあてれば　毎日巻くよりはデジタルの方がいいと思います。しかし、厳密にはコテで巻くより少し緩く仕上がりますのでなんとも言えません。あと、外巻きやミックス巻きが苦手です。理論的には可能ですがスタイリングの再現が現実的ではありません。基本内巻きが綺麗に仕上がります。
通常の薬で同じところに３回くらいが限界なんじゃないかと言われています。
使われている薬にも注意が必要です。
コスメだと少しマシくらいです。

クリーム状のコールドパーマ、コスメパーマと同じ薬を使っているので匂いなどもそれぞれ変わりません。
縮毛矯正の薬と基本的に同じ薬が多いです。

DANCEで使っているピュアシスのデジタルバージョン　エアカールがオススメです。
基本的にエアーストレートと同じ薬です。
弱酸性で、低い温度、半熟卵くらいの硬さでカールが付けれるので柔らかくダメージも少なく済みます。
繰り返しも得意です！！

持ちは、きちんとあたっていれば半永久です。
しかし、ダメージに弱いので長持ちさせるにはホームケア必須です。
コテが取れやすくて持たせるためにあてる方もいらっしゃいます。

スタイリングは９割乾かしてからねじって熱をあてるだけです。

値段が¥10000~¥25000とお店や薬で幅があります。